外国人雇用の推進
外国人雇用は、企業にグローバルな視点を加えるだけでなく貴重な人材を確保し、人手不足を解消することにも繋がります。
しかし、実際にはメリットだけでなく、課題やそれに伴う準備も考えておかなければなりません。
ここではその詳しい方法について、詳しくご紹介しています。
外国人の雇用状況
最近、近くの店で働いている外国人をよく目にするようになった…と思っている方もいるでしょう。
実際、令和3年10月に発表された「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(※)を見ると、国が働きかけている面もあって令和2年10月と比べても外国人を雇用する事業所は17,837 か所、外国人労働者は2,893 人増加しており、外国人雇用に積極的な会社が増えていることが窺えます。
前年増加率はマイナスの部分もありますが、これは新型コロナウイルスの感染拡大による渡航制限等が関係しているところもあるのではないでしょうか。
しかし、なぜ外国人雇用は推進されているのでしょうか?どのようなメリットが存在するのか、またそれに対して課題はあるのかなど、詳しく確認していきましょう。
【PDF】参照元:「外国人雇用状況」の届出状況まとめ
(https://www.mhlw.go.jp/content/11655000/000887554.pdf)
外国人雇用における課題
まず、外国人雇用における課題から。
貴重な人材を獲得できるという利点はありますが、外国人を採用する際にはやはりいくつか課題も存在します。
そして、それは言葉の壁だけに留まりません。
ここではよく挙げられやすい課題をご紹介するとともに、雇用にあたって注意すべきことについてまとめています。
外国人雇用のメリット
課題があるいっぽう、外国人雇用には様々なメリットも挙げられます。
確かに母国語や文化の異なる社員を採用することは、会社や同僚たちにとって新たな刺激となる可能性もあるかもしれません。
では、具体的にどのようなメリットがあるのか、注意しておくべきデメリットもふまえ、詳しくご紹介しましょう。
外国人を雇用する方法
外国人を雇用するには、ただ募集して面接を行い採用、という流れだけだと違法になる恐れもあります。
日本人とは異なり、まずは取得している就労資格等を確認しなければなりません。
では、どのような流れを踏めば円滑に外国人雇用が可能なのでしょうか?
募集から審査、手続き、雇用契約の締結など、必要な過程を詳しく確認しておきましょう。
技能実習制度について
外国人を雇用する方法のひとつである「技能実習制度」。
しかし、これも単純に採用するだけでなく、然るべき機関との手続きを行った上で受け入れる必要があります。
また、技能実習生とはどのような目的で働き、どのような条件のもと雇用できるのか、についても詳しくご説明していますので、これから受け入れを検討している企業の方はぜひご覧ください。
グローバル人材とは
「グローバル人材」と聞くと日本で働く外国人労働者のことかと思ってしまいますが、実はそうではありません。
一般的には日本人としてのアイデンティティーを持ちながら、グローバルな視野を持つ人材のことを指します。
しかし、グローバル人材に求められる要素はそれだけではないとか。ここでは必要とされる背景も含め、詳しく見ていきましょう。
高度外国人人材について
雇用される外国人の中でも、一定以上の能力が認められる「高度外国人材」。
しかし、採用の際には具体的なスキルやどの種類のビザを取得しているかをしっかり確認しておかなければ、トラブルの原因になる恐れも。
そこでここでは、高度外国人材の定義を詳しくご説明するとともに、やや複雑なポイント制や特定技能1号、2号、技能実習生などとの違いについても詳しくご紹介しています。