金融

金融業界でもD&Iを推進する企業が複数あります。その中から数社を取りあげ、取り組みをまとめました。どんな取り組みでD&Iを推進しているのかチェックし、ぜひご参考にしてみてください。

金融業界でD&Iを積極的に
推進する企業

第一生命

第一生命の公式HPキャプチャ
引用元:第一生命保険株式会社公式HP
(https://www.dai-ichi-life.co.jp/)

第一生命はダイバーシティ&インクルージョン宣言をしています。

多様性を受け入れることが、持続的成長の原動力になるという方針です。

女性の活躍では「意識・風土の改革」「能力開発の充実」「ワーク・ライフ・マネジメントの推進」を三本柱として掲げています。

2030年まで女性役員比率30%、2024年4月にライン部長、ライン課長級で女性割合30%が目標です。

人財グローバル化を目指し、外国人留学生新卒採用、障がい者の積極的採用や、障がい者理解のための人権研修を通じて働きやすい職場環境づくりをはじめました。

仕事と育児の両立と柔軟な働き方、LGBTが差別されない働きやすい環境づくりにも取り組んでいます。

キャリア採用の取り組みも強化し、2022年からはバディ制度をスタート。

バディがキャリア採用社をサポートして活躍を推進する取り組みです。

参照元:第一生命公式HP
(https://www.dai-ichi-life.co.jp/dsr/employee/diversity/life.html)

みずほ銀行

みずほFGの公式HPキャプチャ
引用元:みずほ銀行公式HP
(https://www.mizuho-fg.co.jp/index.html)

みずほ銀行では「社員一人ひとりの成長が持続的、安定的な成長につながる」と考えています。

国籍や人種や性別の多様性を認め合い高め合えるように、国内外のダイバーシティを推進。

2002年から取り組みをはじめ、2003年には女性活躍を推進するために、出産と育児の両立支援制度や積極的採用をスタートしました。

多様な人財が活躍するための育成型人事、女性や外国人管理職採用や育成にも取り組み中です。

在宅、リモートワークなどの制度整備や利用促進、男性育児休暇の定着をはじめ、幅広く柔軟な働き方ができるワーク・ライフ・バランスの取り組みも推進しています。

また、社員同士がより協働できるように、心理的安全性の担保を通じた声を上げやすい取り組みもはじめ、2022年4月には組織開発部署も設けました。

参照元:みずほ銀行公式HP
(https://www.mizuho-fg.co.jp/csr/employee/di/diversity/index.html#al02)

参照元:みずほ銀行公式HP
(https://www.mizuho-fg.co.jp/csr/employee/di/conscious/index.html)

明治安田生命

明治安田生命の公式HPキャプチャ
引用元:明治安田生命公式HP
(https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/)

明治安田生命では、多様な人財の意欲を高めるため、個々人の能力を発揮できるような環境と仕組みづくりを通し、D&Iを推進しています。

女性活躍の取り組みでは、各組織の所属長が推薦する女性職員を人事部が選抜。

選ばれた女性は、管理職候補者を登録して育成するシステム「L-NEXT」に登録されて育成サポートを受けられます。

経営コースと専門コースによる、能力と知識の研修を提供する取り組みです。

シニア層においては、知識と経験に着目し2021年に定年後嘱託再雇用の上限が、70歳まで引き上げられました。

障がい者を積極的に雇用し専用相談窓口を設けて、処遇改善と評価制度の改正などを通じ、働きやすい環境づくりを推進しています。

LGBTQに対しては、ライフイベントごとの休暇取得、同性パートナーを配偶者とみなした社宅貸与や福利厚生制度の提供。

役員と管理職を「イクボス」として、多様な人財の活躍を後押しするための行動を促進中です。

参照元:明治安田生命公式HP
(https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/employee/management.html)