繊維・化学・薬品・化粧品

繊維・化学・薬品・化粧品業界で、D&Iに取り組んでいる企業をご紹介します。

各企業のD&Iの考え方や取り組みをチェックし、自社に反映する際の参考にしてみてください。

繊維・化学・薬品・化粧品業界で
D&Iを積極的に
推進する企業

住友化学

住友化学の公式HPキャプチャ
引用元:住友化学公式HP
(https://www.sumitomo-chem.co.jp/)

住友化学では、重要課題として「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)を推進しています。

性別関係なく能力の向上と活躍できる職場を目標に、2022年課長相当職以上の女性社員比率10%以上達成を推進。

2022年中に、男性社員の育児休暇取得率70%以上達成も目標としています。

人材ハイブリッド集団を目指し、多様な人材の個々の能力や発想を受け入れることで、活性化と組織の成長につなげる取り組みもしています。

障がい者であっても関係なく活躍できる環境を提供するため、障がい者雇用促進法に基づく子会社住化パートナーズを設立しました。

パワハラやセクハラを許さない、なくすという目標も掲げています。

DE&Iの実現のために課長クラスを対象とした、ダイバーシティ・マネジメント研修も実施中です。

参照元:住友化学公式HP
(https://www.sumitomo-chem.co.jp/sustainability/society/management/diversity/)

第一三共

第一三共の公式HPキャプチャ
引用元:第一三共公式HP
(https://www.daiichisankyo.co.jp/)

多様なバックグラウンドを尊重し、誰もが安心して自分らしさを発揮できる職場づくりを推進中です。

国や地域、組織、性別や人種や宗教や性的指向、年齢や障がい者など関係なく、社員全員が活躍できる環境整備にも取り組んでいます。

女性活躍に関しては、2025年末までにマネジメント職で女性の割合15%以上を掲げて、積極的な育成を掲げました。

男性社員の育児参画をはじめ、ライフイベントと仕事の両立のための環境整備もしています。

LGBTなどのセクシャルマイノリティには、同性パートナーシップにも、社内制度の適用を推進。

高齢者雇用では、2022年4月から一定要件を満たす社員を対象に70歳まで就業できる制度も導入しました。

参照元:第一三共公式HP
(https://www.daiichisankyo.co.jp/sustainability/our_workplace/inclusion-diversity/#anc01)

帝人

帝人の公式HPキャプチャ
引用元:帝人公式HP
(https://www.teijin.co.jp/)

帝人では、社員の多様性を活かしてD&Iを推進し実現するための働き方を目標として掲げています。

2000年にはグローバルダイバーシティ&インクルージョン推進室の前身組織、同年に女性活躍のための専任組織も設置しました。

女性リーダーシップ研修を、管理職一歩手前の選抜メンバーを対象に取り組んでいます。

2021年度には「D&I・イノベーション・サステナビリティ」の3つの領域で、経済効果がまだ表れていない優れた取り組みに対し表彰。

障害者雇用では、特例子会社の帝人ソレイユを設立しました。

2002年から、ダイバーシティ意識啓発冊子も毎年発行し、意識啓発の取り組みを展開中です。

2017年度以降では、日本最大級のLGBTイベントに社員有志で参加し、同性パートナーが配偶者として扱われるための取り組みも実施しました。

参照元:帝人公式HP
(https://www.teijin.co.jp/csr/materiality5/diversity_inclusion.html)

MSD製薬

MSD製薬の公式HPキャプチャ
引用元:MSD製薬公式HP
(https://www.msd.co.jp/)

MSD製薬では、D&Iを自社の成長に不可欠なものとして位置づけています。

年齢や性別や国籍、障がいや性的指向や性自認をはじめ、多様な背景と価値観を持った人材によるチームづくりを推進中です。

子育てや介護中でも、仕事と両立できる環境を支援制度で提供。

2018年6月には、LGBTQの社員を対象に、同性パートナー登録制度を新設しました。

同性でも配偶者とみなして、住宅手当をはじめとした諸制度が適用可能です。

職場でのハラスメントも、性的指向や性自認、ジェンダーハラスメントなどでいじめがないよう、責任ある行動を求めています。

女性活躍はD&Iの大きな柱として、女性社員比率と女性管理職の割合を増やす取り組みも実施。

テレワーク制度や柔軟な勤務時間などの取り組みで働きやすい環境づくりを推進中です。

参照元:MSD製薬公式HP
(https://www.msd.co.jp/about/di-fw/)

資生堂

資生堂の公式HPキャプチャ
引用元:資生堂公式HP
(https://corp.shiseido.com/jp/)

資生堂では「LOVE THE DIFFERENCES(違いを愛そう)」をスローガンにして、D&Iを積極的に推進中です。

女性の活躍を支援する取り組みとして、仕事と育児の両立のため、事業所内保育所の設置や保育料の補助をしています。

子供の看護休暇も有給を取れるように整備。

女性活躍の壁だった長時間労働の是正をはじめ、働き方の見直しを推進しました。

女性リーダー育成のため、管理職候補社員に対し高レベルの業務課題を与えて、スキルアップと経験の蓄積を促進しています。

障がい者雇用も積極的で、2021年6月時点で2.4%。国内に4つの拠点を持つ特例子会社花椿ファクトリーでは、知的障害のある約50名の社員が活躍中です。

LGBTは性自認や性的指向に関する差別やハラスメントを失くすための環境整備と、啓発に取り組んでいます。

参照元:資生堂公式HP
(https://corp.shiseido.com/jp/sustainability/labor/diversity.html)

P&G

P&Gの公式HPキャプチャ
引用元:P&G公式HP
(https://jp.pg.com/equality-and-inclusion/)

P&Gでは、EQUALITY & INCLUSION(平等な機会とインクルーシブな世界の実現)がすべての人に対して達成される企業、そして世界を築くことを目標に掲げています。

ジェンダー、障がい者、LGBTQ、人種や民族という領域でD&Iを促進中です。

広告やメディアを通じて、女性に対する固定観念や偏見の払拭に取り組むための声を発信。

ブランド影響力とプログラムにより、女性の教育と経済の機会を実現するためにサポートしています。

一人ひとりが平等に扱われる文化を作るため、会社の部署で男女比50/50の割合を達成するための取り組みを推進中です。

実際、2020年には総合職のジェンダー比率は男性52%、女性48%を達成しました。

2017年に26カ国で福利厚生を拡大し、父親の育児休暇や養子縁組みなどの休暇改善にも取り組んでいます。

参照元:P&G公式HP
(https://jp.pg.com/equality-and-inclusion/)